日本三大花火の1つで夏に行われる「全国花火競技大会」でも有名な大曲の花火大会。
実は「大曲の花火」は春・秋、そして冬にも開催されているのは知っていましたか?
年4回開催される花火はそれぞれテーマも魅力も異なります(2024年は3回開催)今回は「大曲の花火」四季それぞれの花火の見どころと、おすすめのツアーをご紹介します。
※ 2024年度のツアー販売は終了いたしました。
▲大曲の花火大会(イメージ) ※提供:大曲商工会議所
「大曲の花火」は、秋田県大仙市大曲地区で開催される日本の花火大会です。新潟県「長岡まつり花火大会」、茨城県「土浦全国花火競技大会」と合わせて、日本三大花火大会と呼ばれており、例年の観覧者数は約70万人と多くの花火ファンからの注目を集めている大会です。
大曲の花火は、諏訪神社の祭典での余興として花火が打ち上げられ、以後100年以上続く歴史の長い花火大会です。内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞などが授与される大会であり、ここで評価されるために花火師たちが日々腕を磨いています。
▲大曲の花火大会(イメージ) ※提供:大曲商工会議所
大曲花火大会の「春の章」は、2016年に始まりました。1992年にカナダで始まった「国際花火シンポジウム」が2017年4月に大仙市で開催されることとなり、そのプレ大会として開催されたのが最初です。それ以来、海外からの花火業者を招き、「世界の花火 日本の花火」として日本と海外の花火ショーを開催しています。
「春の章」は夏に比べ混雑も控えめです。落ち着いた環境でクオリティの高い迫力あふれる花火を鑑賞できます。
2024年の『春の章』は日本の花火師たちによる“匠”の技を尽くした迫力あふれる花火をご鑑賞いただける「世界の花火 日本の花火」と新進気鋭の若手花火作家による「新作花火コレクション2024」が同時開催で楽しさ2倍!
■花火内容
(1)オープニング花火
(2)競技花火(20名)
・芯入割物の部 10号1発
・新作花火の部 4号10発、5号5発
(3)インターバル花火(地元業者)
(4)世界の花火と日本の花火のコラボレーション花火
(5)グランドフィナーレ花火
※花火内容は企画の都合により変更となる場合があります。
■時間:19:00~20:30(開場16時※予定)
■打上発数:約 8,000 発
100年を超える長い歴史をもつ「全国花火競技大会」。日本三大花火の1つとして知られ、毎年70万人近くの人が集まる人気の花火大会です。大曲では、昼花火・10号 芯入割物・10号 自由玉・創造花火の4種の総合力を競います。昼花火の競技があるのも、いまではこの大曲だけ。
昼花火は夜の花火と違い、煙の色や形、閃光などで表現されます。「全国花火競技大会」は4時間超!職人の技が光る花火が次々に打ち上げられ、その見ごたえは他では味わえないものです。「全国花火競技大会」は人気の花火大会のため、宿泊施設や交通のご予約はぜひお早めに!
全国から集まった一流の花火師たちが、日本一を目指し競います。特別プログラムや大会提供の花火では、音楽に合わせたワイドスターマインなど、斬新な花火が打ちあがります。特に広い河川敷を活かしたワイドスターマインは、息を詰めて見入ってしまうほどに豪華で壮大なプログラムです。
■花火内容(※下記内容は過去に開催されたものになります。)
(1)昼花火(17:10~18:00)
(2)夜花火(18:50~21:30)
※2024年の全国花火競技大会【出品業者(予定)】はこちらをご覧ください。
■時間:17:10~21:30
■打上発数:約 18,000 発
2015年より開催。挑戦・斬新をテーマに、こだわりある演出による劇場型花火ショーの「大曲の花火 秋の章」。毎年テーマを変え、個性豊かな花火を地元花火業者が打ち上げます。最後には二尺玉の打ち止めも上がり、豪華な花火大会を締めくくります。
夏に比べて混雑も控えめ!秋は、早い時間に始まって早い時間に終わるので、ホテルでゆっくりすることも可能です。
ショーとしての“見せる花火”に特化。日本屈指の花火師による花火玉と、地元の花火師による毎年テーマが変わる「劇場型花火」で観客を楽しませます。
■花火内容(※下記内容は過去に開催されたものになります。)
(1)オープニング花火
(2)小劇場
(3)大曲物語
(4)フィナーレ花火
※花火内容は企画の都合により変更となる場合があります。
■打上発数:約 8,000 発
「冬の章」は“新作花火コレクション”と題したコンクール形式の花火大会です。「新作花火コレクション」は次世代を担う全国の若手の育成と日本花火の伝統継承・技術向上を目的として、1992 年から始まりました。競技花火だけでなく、オープニングやフィナーレ、華やかな音楽付きスターマインなど芸術性の高い新作花火が披露されます。
アイデアに優れた新進気鋭の若手花火作家を選抜し、創造性の高い花火「新作花火の部」と、日本伝統の完成度の高さを追求する花火「芯入割物の部」の 2 部門で競技大会を行います。
雪がまだ残る大曲で、冬の澄み切った夜空を彩る花火をお楽しみください。
※2024年度の「冬の章」は「新作花火コレクション2024」として4月27日(土)に開催しました。下記内容は過去に開催されたものになります。
■花火内容
(1)オープニング花火
(2) 競技大会
・ 芯入割物の部 10号1発
・ 新作花火の部 4号10発、5号8発
(3) インターバル花火
(4) フィナーレ花火
■打上発数:約3,000 発
※ 2024年度のツアー販売は終了いたしました。
大会当日は交通が大変混雑することが予想されるため、ツアーへの参加がおすすめ!旅っくすのツアーなら観覧席でゆったり鑑賞&観光も楽しめちゃいます。また添乗員が同行するので安心してご参加ください。
出発地:東京・埼玉・静岡・新潟
料金:75,000円~95,000円/お1人様
【ツアーポイント】
■日本一格の高い最高水準の大曲花火大会を『イス観覧席』より鑑賞します。
■2日目の遠野散策では、市内で出土した発掘資料が展示されている遠野まちなか・ドキ・土器館や、日本の昔話を体験できるとおの物語の館などをご自由にお楽しみいただけます。
※ 販売終了いたしました。
出発地:東京・埼玉
料金:64,900円/お1人様
【ツアーポイント】
■日本一格の高い最高水準の大曲花火大会を「イス観覧席」より鑑賞します。
■往復新幹線+ホテル+花火観覧チケットの3点セット!シンプルプランで秋の大曲花火をご満喫ください!
■花火観覧後からホテルまではバスをご用意しております。
※ 販売終了いたしました。
JR「大曲駅」より約2km、徒歩約30分
秋田道「大曲IC」より国道105号経由で約7km、約10分
日本百景に選ばれている景勝地である秋田県の「田沢湖」。水深は日本で最も深い423.4mで、美しいコバルトブルーに湖面が絶景の観光名所です。田沢湖は「たつこ姫伝説」の地でもあり、金色に輝く「たつこ像」がシンボルとして有名です。また湖畔にある「御座石神社」は湖面の青と赤い鳥居のコントラストが美しく、フォトスポットとしても有名!境内では人気の水占いみくじができます。
秋田県の東部、仙北市田沢湖地区に位置する「乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)」は、十和田湖八幡平国立公園内の乳頭山麓にある温泉地。ブナの原生林が生い茂る山間に趣ある7軒の湯宿が点在しています。温泉郷には10以上の源泉が湧き、それぞれの宿で異なる源泉を独自に引いています。同じ温泉郷内でも楽しめる泉質は様々です。すべての宿で日帰り入浴を行っているので、湯巡りをするのもおすすめです。
日本有数の花火大会「大曲の花火大会」をご紹介しましたが、いかがでしたか。大曲の花火大会では国内では貴重な「世界の花火」を鑑賞できる春だけではなく、花火競技大会として有名な夏、テーマに富んだ劇場型の秋など、四季折々の大迫力の花火の芸術をご覧いただけます。ぜひ一生に一度は大曲の花火大会へ訪れてみてください。
※2024年8月6日時点での情報です。
タビックスナビ編集部