タビックスナビ編集部
日本有数の大都市・愛知県の名古屋市。“なごやめし”としてグルメ分野での知名度も抜群ですが、誰もが知る大将軍 徳川家康によって建てられた名古屋城を筆頭に家康ゆかりの地や歴史ある建物・記念館など、一度は訪れてみたい人気スポットが沢山あるんです!
車や鉄道の歴史に触れることができる、ご家族連れから一人旅にもおすすめの場所のほか、商店街や駅周辺の人が多く行き交う賑やかな場所など、様々な観光スポットを満喫できるのも名古屋旅行の魅力です。今回は、そんな見どころが盛りだくさんの名古屋の人気観光スポットをいくつかご紹介していきます。
目次
■ 一人旅にもおすすめ!名古屋の人気観光スポット13選
└1. 名古屋城
└2. 熱田神宮
└3. ノリタケの森
└4. 徳川美術館
└5. 徳川園
└6. 大須商店街
└7. 大須観音
└8. 名古屋市美術館
└9. 名古屋市市政資料館
└10. リニア・鉄道館
└11. 名古屋駅周辺
└12. 栄
└13. トヨタ産業技術記念館
■ まとめ
1615年に徳川家康公によって建てられた「名古屋城」は名古屋市のランドマークとしても外せない観光スポット。城郭として国宝第一号に指定された名城は日本三大名城にも数えられ、絢爛豪華な本丸御殿、日本最大級の天守閣、さらには鉄壁の守りで要塞としての魅力も持ち合わせています。
過去に戦災で一度焼失してますが、国の特別史跡に指定され往来の姿へと見事に復元されました。名古屋城のシンボルともいえる金の鯱や、重要文化財に指定されている“創建時のまま現存する3つの隅櫓”など、見どころ満載。なかでも、二之丸庭園の北御庭で見られる滝の上に石橋を架けるのが特徴の「玉澗流」は全国的にも珍しく圧巻の美しさです。
スサノオがヤマタノオロチを討伐した際、その尻尾から生まれたとされる三種の神器の一つ、草薙神剣が祀られている「熱田神宮」。1,900年以上もの長い歴史を持ち、名古屋でも屈指のパワースポットです。
日本神話好きにはたまらない由緒ある熱田神宮のご利益は、家内安全や無病息災、縁結びに出世開運と幅広く、持っていると勝利を導くとされるミサンガに似たお守りも人気です。国宝や重要文化財に加え、太郎太刀・次郎太刀などの日本の名刀の数々など、ここでしか見ることのできない代物が沢山貯蔵してある宝物殿と草薙館もオススメです!
洋食器の世界ブランド「ノリタケ」の工場跡地に作られた「ノリタケの森」では、歴史的価値の高いノリタケ作品の展示や、世界に一つだけのオリジナルのお皿やマグカップ作りが楽しめる体験コーナーなど、ノリタケの歴史や世界観を存分に学び味わうことができます。
クラフトセンターでは、生地の製造から絵付けまでノリタケの伝統技法を間近で見ることもでき、息をのむほどの美しさと匠の技には詠嘆します。
その他、ノリタケのおしゃれな食器を使って食事を提供しているレストラン・カフェの営業や、食器や食卓関連商品が一式揃うノリタケの直営店でのショッピングも楽しめますよ。
尾張徳川家初代の徳川義直が徳川家康から譲り受けた遺品を中心に、代々受け継がれてきた名品や収集品から成るコレクションを有する「徳川美術館」。“源氏物語絵巻”や“初音の調度”をはじめ、国宝や重要文化財、刀剣類など、日本最大級の規模で歴史ある極上の品々に出会えます。
さらに刀剣好きは必見!2025年6月14日(土)から9月7日(日)まで「時をかける名刀」と題した夏季特別展が開催予定。7月27日(日)までは、本作長義(山姥切長義)とその写しである山姥切国広を同時公開する超レアイベント「伯仲燦然」も実施予定!ほかにも、後藤藤四郎や物吉貞宗などゆかりの刀剣たちを多数お楽しみいただけます。熱田神宮と併せて刀剣ツアーに出かけてみるのもいいですね。
徳川美術館に隣接する、2.3ヘクタールに及ぶ壮大な日本庭園が広がる「徳川園」は、海に見立てた池に清流が流れ落ちる様子から“日本の自然風景”を表現しています。高低差のある地形を活かし、巨石を用いて立体的に配置された岩組みなど、日本庭園ならではの景観で四季折々違った表情が楽しめます。
また、登録有形文化財に認定された徳川園黒門や塀、井戸や長屋など多数の見どころを有していることで観光客にも人気のスポットです。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に浸れるフォトジェニックな歴史的建造物と日本庭園をバックに写真撮影するのもオススメです!
おしゃれな家具や雑貨店から話題のスイーツに至るまで、様々なお店が集まった「大須商店街」ではまちぶらショッピングや食べ歩きを楽しむことができます。
大須観音の門前町として栄えたエリアに、大須観音駅から上前津駅にかけて名古屋一の商店街が広がります。その中には老舗の和菓子店や海外からの観光客にも人気の多国籍グルメ、話題のフォトジェニックなフードなど約1,200ものお店が軒を連ね、様々な食文化が一堂に会していることから、地元民だけでなく多くの観光客が足を運んでいます。
大須商店街と併せて訪れてみたいのが、日本三大観音の一つでもある「大須観音」。真言宗のお寺で地元民からも親しまれていて、初詣には多くの参拝客で賑わいを見せます。
本堂手前にある仁王門では、仁王像が温かく見守ってくれています。国宝である『古事記』の最古写本など、貴重な貯蔵品を有する大須文庫のほか、毎日行われているお護摩祈祷では家内安全・商売繁昌・厄除等を御祈願できます。
地元出身の画家の作品を中心に、約7000点におよぶ豊富なコレクションを展示している「名古屋市美術館」では、特別展などの展覧会、様々な体験型ワークショップのイベントなど、大人から子供まで楽しめるイベントが多数開催されています。
建物も名古屋出身の建築家が設計。随所にちりばめられた日本の伝統的な手法や鮮やかな色彩などが盛り込まれ、古くからの歴史と未来の融合が楽しめる建築物となっています。
ドラマの撮影地としても話題の「名古屋市市政資料館」では、歴史資料として重要な公文書等を保管・展示し、一般閲覧可能となっています。大正時代に建てられた建物は、実際に裁判所としても使用されていた歴史があり、国の重要文化財でもある“旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎”を当時のままの状態で残し公開しています。
100年以上もの歴史ある建物で、大理石の階段やステンドグラスも当時のまま残した、ネオバロック様式の建造物は外観内観ともにとても美しく、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
JR東海が運営する鉄道博物館「リニア・鉄道館」では、日本が世界に誇る高速鉄道技術の進歩を体感できます。実際に使用されていた車両の展示をはじめ、日本最大級のジオラマや超電導リニアの仕組みがわかる展示物、シミュレーターなど、歴史や技術を楽しみながら学べるコーナーが沢山あります。
子供だけでなく、大人までドキドキわくわくできる、鉄道好きにはたまらない施設です。実物大のシミュレーターで運転体験したり、古いものから最新のものまで約30両以上もの展示車両があり、中には実際に乗ることができる車両も。見るだけでなく実際に触れて体感できるのもリニア・鉄道館ならではの魅力です。
2027年以降のリニア中央新幹線開通に向けて再開発が進む「名古屋駅周辺」は名古屋観光の玄関口。地元では名駅(めいえき)と呼ばれ親しまれています。JR・地下鉄・近鉄・名鉄などすべてのアクセスの起点となっていて、駅を中心にタカシマヤやKITTE名古屋などの大規模商業施設がひしめき合い、縦横無尽に広がる地下街を含め、多くの人が行きかい連日賑わいを見せています。
まずは名古屋のモーニングを皮切りに、先に紹介した施設やショッピングモール、飲食店など名古屋駅周辺だけで丸一日満喫できる人気の観光スポットです。
名古屋を代表する、もう一つの繁華街といえば「栄」エリアです。名古屋市の中心に位置し、名古屋の流行の発信地とも呼び声高い、おしゃれで個性豊かなショップやカフェなどで活気あふれる街並みが広がります。
グルメやショッピングだけでなく、世界最大のプラネタリウムがある「名古屋市科学館」やフォトジェニックな建物がひときわ目を惹く「オアシス21」に、歌舞伎などの公演が行われる「御園座」などもあり、観光スポットとしても人気です。
トヨタグループ発祥の地で、『研究と創造の精神』と『モノづくり』の大切さを教え伝えるために開館した「トヨタ産業技術記念館」は2024年に30周年を迎えました。大正時代に実際に使われていた工場跡地を産業遺産として保存・活用し、様々な展示物やスタッフによる実演で匠の技を目の前で体感できます。ショップやレストラン、カフェも併設しているため、ゆったりと一日中楽しむことができます
古くから伝わる日本の歴史を感じられる場所や、近代文化の象徴的な建造物から日本の交通分野を支える技術にいたるまで、様々な見どころにあふれた名古屋。人々が行きかい活気のあふれる中心街では、日本がこれまで歩んできた歴史を見て触れて楽しむことができます。
流行の最先端でショッピングや名古屋が誇るなごやめしを堪能しつつ、伝統的な工芸文化や世界に誇る匠の技術など普段ではあまり見ることができない貴重な体験ができ、一生の思い出に残る旅行になりそうですね!
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