2022年には年間来場者数が2200万人を超え、国内外から多くの観光客が訪れる東京ディズニーリゾート(R)が位置する、千葉県の舞浜エリア。リゾートホテルやビジネスホテルなどが立ち並び、宿泊先を選ぶのに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、舞浜・新浦安駅周辺にあるおすすめのビジネスホテルを5つ紹介します。宿泊代金は抑えて、東京ディズニーリゾート(R)での滞在にお金をかけたい方などはホテル選びの参考にご活用ください。
「日和ホテルズ&リゾーツ」の1号店として、2017年に開業したのが「日和ホテル 舞浜」です。現在では、沖縄や京都などでもホテル展開を行っています。
「日本ならではの心温かいおもてなし」を大切にし、滞在の快適さと旅行中のワクワクさせてくれる非日常の気分の両方を感じることができる点が人気を集めています。
来館したお客様へは「ハッピープレゼント」と銘打ち、入浴剤・フェイスパック・マウスウォッシュなど、あると便利なグッズを2つプレゼントしています。お子様向けに、折り紙や紙風船まで用意されているこだわりです。
ミキハウス子育て総研が主催する「ウェルカムベビーのお宿」にも認定されており、ベビーソファやベビーベッドの貸し出しなど、お子様と一緒の旅行でも不自由しないきめ細かいサービスも魅力です。
ホテル滞在の楽しみの一つである朝食は、和洋の料理が20種類以上そろったバイキング形式でご提供(有料)。フルーツや野菜なども充実しています。朝6:30〜10:00まで営業しているため、早朝から出かける際も利用ができるのは便利なポイントです。またホテルに帰ってきた際に、21:30〜23:00の間で無料の「日和だし茶漬け」の提供も行っています。
客室は全7タイプ、合計80室を完備。快適な睡眠の確保ができるようシモンズ社製のベッドを設置した洋室を基本に、「ミ草」を使用した琉球畳の和室タイプのお部屋も用意されています。
ファミリーに人気のお部屋が『ワクワク 2段ベッドルーム』。ホテルでは珍しく木製の2段ベッドを2台設置し、最大4名まで宿泊可能です。広さは22平米で2段ベッドを使うことにより、テーブルと椅子が置かれたリビングスペースも併設されています。トイレとお風呂が分かれたセパレートタイプを採用しているのも、使い勝手の良いポイントです。
その他全客室共通で、POLA アロマエッセゴールド製品を使用したシャンプーやコンディショナーを用意。加湿機能付き空気清浄機、フットマッサージャーなどの貸出品も充実しています。
旅行会社のエイチ・アイ・エスから生まれた、エイチ・アイ・エスホテルホールディングスが運営しているのが「変なホテル舞浜 東京ベイ」です。
こちらのホテルのコンセプトはロボットホテル。フロントでは恐竜型ロボットによる非対面チェックイン、客室には宿泊中の困りごとなどをサポートするコミュニケーションロボット「ロボホン」が設置されています。ロビーの内装も恐竜に合わせ、遊園地のようなワクワクする印象が人気を集めています。
ホテル館内にあるレストランは、約2億年~1億4500万年前のジュラ紀をモチーフにした内装が特徴。その名は「ジュラシックダイナー」です。70席を有する広々とした空間で、和・洋・中、約40種類のメニューが並びます(有料)。恐竜型のナゲットや手作りパフェなど、お子様が朝から楽しめる工夫が施されているのも、親御さんから人気を集めています。もちろん、大人の方が楽しめる本格的な料理も充実しています。朝6:30〜9:30まで営業しており、事前予約不要で利用できます。
最寄りのJR「舞浜駅」へは無料送迎シャトルバスを利用できます。ホテルからは朝8:00〜10:30、舞浜駅からは18:40〜22:00の間で運行中です。詳細な時刻は、ホテル公式ホームページも合わせてご確認ください。
客室は全5タイプ、100室を完備。全客室に体圧分散性に優れた高反発マットレス、32インチの視認性の高いテレビが設置されています。
人気のお部屋はホテルで2室限定の『恐竜トリプルルーム』。お部屋の至る所に恐竜のイラストやぬいぐるみが置かれ、旅の気分を盛り上げます。広さは24.5平米でベッドは3台。最大4名まで宿泊可能です。
通常タイプのお部屋でおすすめなのは『コーナーツイン』。2023年10月にリニューアルが行われ、新しさを感じる事ができます。広さは26平米あり、大型のスーツケースを広げることのできる十分なスペースも確保されています。フットマッサージや、洗練されたデザインで人気のSALONIA 2WAYストレート&カールアイロン・ドライヤーも用意されています。
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パステルカラーの客室や可愛らしいデザインのフロントなど、女子旅におすすめのホテルが「ホテルユーラシア舞浜アネックス」です。
ホテルに入るとまず見えてくるのが、樹齢1000年のオリーブの木をモチーフにしたシンボルツリー。ツリーの周りにはベンチが設置され、休憩スペースとしても活用いただけます。
宿泊者が快適にくつろげるよう、無料のサービスが充実しているのも特徴の一つ。化粧水や化粧落としなど、レディースアメニティは3つまで選択できます。ズボンプレッサー・加湿器・ヘアアイロンなど、貸出品を自由に持ち出せるコーナーも用意されています。
ホテルユーラシア舞浜アネックスの宿泊プランには、すべて朝食がセットになっているのも他のホテルとは違うポイント。ビュッフェスタイルのレストランで、自分で作るサンドイッチや焼き立てのクロワッサンが人気です。
JR「舞浜駅」からは1時間に1〜2本の無料送迎バスが運行中。日中の時間帯の運行がない無料送迎バスが多い中、こちらのホテルでは朝6時〜夜23時まで利用できます。
客室は全5タイプ、合計163室を完備。カラフルな内装が旅の気分を盛り上げます。睡眠の質を左右するベッドは、全室にシモンズ社製の質の高い製品を採用しています。
全113室と最も客室数の多い『ベーシックルーム』は広さ20平米。オレンジ・ピンク・緑の壁紙と、お部屋により違った雰囲気をお楽しみいただけます。シングルベッド2台とエキストラベッドを搬入すれば、最大3名で利用が可能です。バスタブはなく、シャワーブースのみのお部屋です。
他のホテルには無い珍しいお部屋として人気なのが『コンセプトルーム』。ギリシャのエーゲ海に浮かぶ真っ白な建物が印象的なサントリーニ島の洞窟をイメージしたお部屋です。ドーム型の天井やアンティーク調の照明など、非日常の空間が広がります。
舞浜エリアでは唯一、天然温泉を楽しめるホテルとして人気を集めているのが「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」。ホテル周辺にはヤシの木が植えられているなど、リゾート感あふれる雰囲気も魅力の一つです。
冒頭でご紹介した通り、ホテル内には地下1,700メートルから組み上げた天然温泉を楽しめる温浴施設を完備。男女それぞれ、源泉かけ流しの露天風呂やアトラクションバスなど、合計7種類のお風呂と3種類のサウナが利用できます。泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉。筋肉痛や疲労回復に効果があると言われ、旅の疲れをしっかりと癒やすことが可能です。宿泊者以外も利用可能で、タオルや館内着も料金に含まれます。手ぶらで利用ができるのも嬉しいポイントです。
温泉以外にも、岩盤浴・韓国式アカスリ・フェイシャルエステなどが体験できる、リラクゼーションサービスも充実しています。
飲食に関しては、朝食はビュッフェ形式でお料理を提供するレストラン「オアシス」、ディナーとランチは個室も備えたレストラン「オーキッド」が利用できます(有料)。
客室は本館と新館の2つに分かれ、全18タイプ、合計289室を完備。予算や利用シーンに合わせて、様々な選択肢があるのが魅力のポイントです。
少し贅沢な滞在を楽しみたいときにおすすめなのが、新館にある『バルコニーコーナールーム』。広さ44平米で、開放的なバルコニーから舞浜の景色を一望できます。ベッド横にあるリビングスペースもゆとりのある広さで、お酒やお食事を快適にお楽しみいただけます。バスルームでは、大浴場と同じ温泉に浸かることも可能です。
ホテル全体としては洋室のお部屋が多いですが、本館・新館ともに和室のお部屋があるのも特徴の一つ。露天風呂がついたお部屋もあるため、小さなお子様がいる旅行などの際は周囲を気にせず温泉に入れるため利便性が高くおすすめです。
東京都港区に本社を構え、2023年12月時点で日本国内各地に149のホテルを展開する、マイステイズホテルグループの一つが「マイステイズ新浦安 コンファレンスセンター」です。
レジャー・ビジネスの両方で便利に使えるホテルで、コンファレンスセンターの名前が付いているだけあり、大小様々な宴会場や会議室を備えているのが最大の特徴です。会議室の最大収容人数は128人を有しています。
一般の宿泊者向けにおすすめの館内施設が、朝食会場のレストラン「四季菜」。太陽の日差しが差し込む明るい店内では、和洋様々な料理をブッフェ形式で提供しています(有料)。お出かけ前に1日のエネルギーをしっかりと蓄えておきましょう。朝7:00~9:30まで営業しています。前日までに予約すると、大人であれば200円引きの1,400円で利用ができるのも嬉しいポイントです。
また、JR「新浦安駅」「舞浜駅」からは無料のシャトルバスが運行しているほか、ホテルでは自転車をレンタルすることも可能です。
客室は全9タイプ、合計175室を完備しています。明るくモダンな雰囲気が特徴。禁煙・喫煙の両タイプのお部屋を用意しているのも、使い勝手の良いポイントです。
最もベーシックな『スタンダードセミダブル』のお部屋は広さ16.2平米。ベット幅は1.22メートルです。コンパクトなお部屋ですが、ベッド横には作業用のデスクやソファーも置かれているため快適に宿泊できます。
少しゆったりしたお部屋を利用したい方には、広さ42.8平米の『デラックスクイーン』のお部屋がおすすめ。1.61メートル幅の大型ベッド、お部屋での時間も満足できるリビングスペースが用意されています。洗い場が付いたお風呂があるのも、利便性の高いおすすめポイントです。
舞浜・新浦安駅周辺のおすすめビジネスホテルを5つご紹介しました。リゾートエリアにあるビジネスホテルのため、客室が広い、サービスが充実しているなど、利用者にとって嬉しいポイントが多いところばかりでした。ロボットの接客や温泉付きなど特徴的なホテルが多いのも、旅の気分を盛り上げてくれること間違いなし。近くの駅から送迎バスが出ているため、車が無くてもアクセスできるのはこのエリアならではです。
ゴールデンウィークや夏休みなど、旅行シーズンは混み合うホテルばかり。気になる場所が見つかった方は、早めの予約をおすすめします。
タビックスナビ編集部