もうすぐ春本番!春といえば、“桜”を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は主に関西エリアの桜スポットをピックアップ!美しいピンク色に染まった桜景色が見れるのは今の時期だけ!思い出に残ること間違いなしです。この春はお花見でリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されている醍醐寺。
高さ38メートルの国宝・五重塔は「京都で最古の五重塔」ともいわれています。
三宝院では多くの建物が重要文化財に指定されているほか、霊宝館では7万5千点以上もの寺宝が収蔵されており、貴重な建築物や文化財を一部目にすることができます。
そんな醍醐寺は桜の名所としても大人気!“花の醍醐”とも呼ばれており、春になると花見に訪れた多くの人で賑わいます。かつて豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行った場所としても有名です。
広大な境内では、シダレザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど、約700本の桜が咲き誇り、醍醐寺と桜の光景からは古都京都ならではの美しさを感じます。
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
国内外問わず多くの人が観光に訪れる、京都を代表する人気スポット・清水寺。春になると、ソメイヨシノやヤマザクラなど約1,000本以上の桜が満開を迎えます。
鮮やかな丹塗りの三重塔や仁王門と桜が一緒になった光景は、なんとも印象的。また、“清水の舞台”本堂から眺める桜景色も絶景です。
そして、夜間特別拝観の期間中にはライトアップされた幻想的な桜も楽しむことができます!通常、清水寺の開門時間は6:00~18:00ですが、夜間特別拝観期間中は21:30まで(21:00に受付終了)。“観音さまの慈悲の光”とも呼ばれ、夜空に浮かび上がる一筋の青い光にも注目です。
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
◆2024年 春の夜間特別拝観:3月23日(土)~3月31日(日) 21:30閉門 (21:00受付終了)
竹林の小径など、風情ある景観や自然などで人気の嵐山。春になると嵐山エリアの至るところで桜を観賞することができます。
そして、嵐山のシンボル「渡月橋」周辺でも、約1,500本の桜が満開に!渡月橋エリアで桜を見るなら、桂川の中州に位置する『嵐山公園 中之島地区』がおすすめです!
ほかにも、世界遺産・天龍寺も是非訪れておきたい桜スポットの一つ。ソメイヨシノやヤマザクラなど約200本の桜が咲き誇り、多宝殿前では鮮やかな桃色のシダレザクラが印象的です。
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されている東寺。796年に創建され、唯一残る平安京の遺構でもあります。
そんな東寺といえば、八重紅枝垂桜が有名!「不二桜」とも呼ばれています。京都のシンボル的存在でもあり、高さ54.8メートルにもなる五重塔とのコラボは、なんとも圧巻的。ほかにも、ソメイヨシノなど約200本の桜を楽しむことができます。
また、18時から21時半にかけて実施される『夜桜ライトアップ』もおすすめ!五重塔や桜が光に包まれた姿はとっても幻想的。明るい時間帯とは一味違った絶景を満喫できること間違いなしです。
◆桜の見頃:3月中旬~4月中旬
◆2024年 夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観):3月16日(土)~4月14日(日) 18:00~21:30 (受付は21:00まで)
豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉を弔うため、1606年に創建されました。
境内には緑豊かな自然が広がっており、重要文化財の開山堂など歴史感じる建物があります。春になると、方丈庭園「波心庭」で名物のシダレザクラが満開に。そのほか、ソメイヨシノなど合わせて50本の桜を観賞できます。
そして、3月から5月にかけて春の夜間特別拝観(ライトアップ)も実施予定!昼と夜で2つの絶景を楽しむことができますね。
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
◆2024年 春の夜間特別拝観:3月15日(金)〜5月6日(月・祝) 17:00点灯~22:00 (21:30受付終了)
1886年に開設された円山公園は、京都市内最古の公園です。公園の中央には、別名「祇園の夜桜」で知られる「祇園しだれ桜」が。正式名称は『一重白彼岸枝垂桜』で、現在は二代目になります。高さ約12メートルにもなり、その立派な姿に注目です。また、夜のライトアップも実施予定で、夜の灯りに照らされた風格ある姿を目にすることができますよ。
八坂神社や知恩院に隣接しているため、周辺の観光後にゆったり桜観賞を楽しむのもいいですね。
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
◆2024年 桜のライトアップ:2024年3月下旬~4月上旬予定
数々の哲学者、文人が散策したことが由来で、その名が付いた「哲学の道」。若王子橋から浄土寺橋まで、琵琶湖疏水沿いに全長約2kmの散歩道が続いています。春になるとソメイヨシノをはじめとする桜が、散歩道沿いに咲き誇ります。“桜のトンネル”の美しさに、感動すること間違いなしです!
◆桜の見頃:3月下旬~4月上旬
大阪の春の風物詩といえば、造幣局の桜の通り抜け!造幣局構内の旧淀川沿い全長約560mいっぱいに桜が咲き誇り、まさに桜のトンネルを歩いているかのよう!ヤエザクラを中心に、約140品種・340本の桜が構内を彩ります。
毎年4月中旬頃から1週間限定で開催されており、大阪はもちろん他府県からも多くの人が訪れる人気のスポットです。また、毎年「今年の花」が数多くある品種のなかから1つ選定されており、2023年度は「松月」でした。
◆2024年の開催日程:4月上~中旬頃の1週間
※インターネットによる事前申込制 (先着順)、申込受付期間は3月中旬頃に決定
大阪城公園は約3,000本の桜が咲く府内でも有数の桜スポットです。広さ約6.5haの西の丸庭園では、ソメイヨシノなど約300本の桜が咲き誇ります。天守閣と桜の美しい光景は写真映えすること間違いなし。夜のライトアップ時には、幻想的な雰囲気で花見を楽しめます。また、玉造口には八重桜が植えられており、遅咲きの桜を見ることもできますよ。
◆桜の見頃:3月下旬〜4月中旬
「日本のさくら名所100選」にも選ばれた姫路城では、ソメイヨシノなど約1,000本の桜を楽しむことができます。『白鷺城』とも呼ばれる世界文化遺産・姫路城と桜のコラボレーションは一度見たら忘れることができないほどの美しさ!期間限定で開放される三の丸広場では、桜並木の下でレジャーシートを敷き花見を楽しむ人も多くいます。
◆桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
関西を代表する桜の名所といえば、奈良県の吉野山!古来桜が多いのが特徴で、ヤマザクラを中心に約3万本もの桜が山一面を埋め尽くします。下千本・中千本・上千本・奥千本と4つのエリアに分かれており、下(山下)から奥(山上)にかけて開花していきます。そのため、桜を楽しめる期間が長いのも魅力の一つです。
ちなみに、一目で千本もの桜が見えるという「一目千本」とも言われており、あたり一面ピンク色に染まった絶景に感動すること間違いなしです。
◆桜の見頃:4月上旬〜4月下旬
「奈良の鹿」で有名な奈良公園では、広大な敷地内にてナラノヤエザクラやナラココノエザクラ、ソメイヨシノなど様々な種類の桜を眺めることができます。なかでも、奈良の県の花に指定されている「ナラノヤエザクラ」は他の桜に比べて開花が遅いため、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。
美しい桜景色のなかに可愛らしい鹿たちがいる光景は、奈良公園ならではです。
◆桜の見頃:3月下旬~5月上旬
滋賀で桜を見るなら、琵琶湖の北側・海津大崎がおすすめ。「日本のさくら名所100選」にも選定されています。琵琶湖の湖岸約4kmにわたって約800本のソメイヨシノが咲き続き、樹齢80年超えのものや若木など、桜のトンネルを楽しむことができます。
また、周辺では花見船も複数運行されており、琵琶湖からゆったりと桜を鑑賞することができます。
◆桜の見頃:4月上旬
和歌山城ではソメイヨシノなど約600本の桜が咲き誇り、岡口門から二の丸庭園までの桜並木などを観賞することができます。二の丸庭園からは、天守閣を背景にした桜景色も楽しめますよ。
また、桜の見頃を迎えると「桜まつり」が開催。ぼんぼりやちょうちんなど、日没以降には風情感じるライトアップもあります。露店もあるので、家族やカップルでゆっくりと花見を楽しむのもいいですね。
◆桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
関西の桜名所をご紹介してきました。今年の春はぜひ、家族・友人・カップルなどでお花見に出かけるのはいかがでしょうか。春の訪れを告げる桜は、きっと思い出に残ること間違いなし!また、賑やかな雰囲気を楽しめる桜祭りや、幻想的な風景を堪能できる夜桜など、楽しみ方は沢山あります!
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※写真は全てイメージです。
※桜の見頃は例年のものになります。
※お出かけの際には、最新の情報をご確認ください。
タビックスナビ編集部