沖縄県・八重山諸島の南国リゾート「石垣島」では、豊かな自然から離島特有の文化までたっぷり味わうことができます。
今回は、石垣島の魅力を徹底分析!おすすめの「自然・絶景」「文化・歴史」「グルメ」「特産品」をそれぞれ3つずつご紹介します。
この記事を見れば、石垣島の観光ポイントがまるわかり!旅行の計画を立てている方必見です!ぜひご覧ください。
石垣島観光マップ
石垣島は、沖縄本島から南西へ約410kmの八重山諸島に位置し、亜熱帯海洋性気候に属しています。年間を通して温暖な気候ですが、5月~11月頃には台風シーズンとなるため、亜熱帯ならではの急な短い雨に注意が必要です。
旅行のベストシーズンは、シュノーケリングやダイビングが楽しめる4月末~5月中旬や、美しい星々が満点に広がる7月~8月頃といわれています。
八重山諸島の経済・観光の主軸となる島で、多くのリゾートホテルや飲食店が並びます。
石垣島へのアクセスは、空路のみで主要都市からの直行便が運航しており、羽田空港からの所要時間は約3時間です。乗継便の場合には、那覇空港より約1時間で到着します。
観光地が各所に点在しているため、島内移動は車がおすすめです。
川平湾(イメージ)
石垣島屈指の景勝地である「川平湾」。
エメラルドグリーンやブルーのグラデーションが美しい海が魅力的です。潮の満ち引きや日光の当たり方で変わって見える海の色は飽きることなく眺めることができます。
川平湾では潮の流れが速いため遊泳は禁止ですが、船底のすぐ近くを泳ぐ魚や美しいサンゴ礁を観察できるグラスボートは、石垣島を訪れたら体験したいアクティビティのひとつです。
石垣島鍾乳洞(イメージ)
日本最南端の鍾乳洞である「石垣島鍾乳洞」は、20万年もの歳月をかけてできたサンゴ礁からなる鍾乳洞です。
全長3.2kmのうち約660mが公開されており、サンゴ礁や貝の化石が壁面にあることからも昔海の底であったことがうかがえます。
鍾乳洞ならではの自然の悠久な力強さはもちろん、イルミネーションによりライトアップされた幻想的な世界が広がります。
御神崎(イメージ)
石垣島最西端の屋良部半島にある「御神崎」。
絶景のサンセットスポットとして人気ですが、今回イチ押しするのは御神崎から仰ぐ星空です。
石垣島は「星空保護区」に認定されており、88星座のうち84もの星座を観測することができます。御神崎でも多くの星々を見ることができ、満点に広がる星空と灯台を一緒に眺める景色は圧巻です。
石垣やいま村(イメージ)
八重山の伝統や昔ながらの文化を知ることのできるテーマパーク「石垣やいま村」。
琉球衣装やシーサーの色付けなど、実際に八重山の伝統文化を体験できます。
亜熱帯植物に囲まれた赤瓦の古民家は、国の有形文化財に登録されており、当時の農民や海人(うみんちゅ)の暮らしを再現したような道具が展示されています。
遠見台の「アンパル塔」からは、八重山諸島で一番高い於茂登岳(おもとだけ)をはじめ、好天候なら西表島や竹富島など八重山諸島を眺めることができ、360度景色を楽しめます。
唐人墓(イメージ)
1972年に中国風の様式で建設された「唐人墓」は色鮮やかな建物ながらも悲しい過去を秘めています。
バウン号事件(=移動中の船から逃れた中国人労働者が派遣された英国軍隊によって殺害、あるいは捕虜にされた事件)により亡くなった128人の中国人の霊が祀られています。
悲しい出来事を忘れさせることなく伝えてくれる歴史スポットです。
桃林寺(イメージ)
八重山諸島最古の寺院である「桃林寺」は国の重要文化財にも指定されています。
約400年前に建てられた禅寺で、琉球赤瓦を屋根に使用している山門や沖縄県の指定文化財に登録されている仁王像など歴史的なみどころが満載です。
御朱印をいただけるので初詣など参拝に訪れる人が多くいます。
八重山そば(イメージ)
一見、ソーキそばと似ている「八重山そば」ですが特徴に少し違いがあります。
平たいちぢれ麵にスペアリブが乗っているソーキそばに対し、八重山そばは細めのストレート麺にかまぼこと豚肉の細切りが乗っています。
石垣牛(イメージ)
石垣島のグルメで必ず食べてほしいのが「石垣牛」。
八重山郡内で生後おおむね20ヶ月以上肥育された純粋の黒毛和種の雄牛という条件のもと、過去には沖縄サミットの晩餐会でメインディッシュとして使用された人気のブランド牛です。
ブランド牛として沖縄だけでなく全国的にも人気を誇る石垣牛を、石垣島に訪れた際にはぜひご賞味ください!
八重山かまぼこ(イメージ)
石垣島発祥のグルメで地元でも愛されている「八重山かまぼこ」。
一般的な練ったあとに蒸す製造方法とは異なり、揚げ製法なのが特徴です。
みんさー織(イメージ)
八重山ミンサーとも呼ばれる「みんさー織」は、八重山諸島を代表する伝統工芸品です。
5つと4つのマス目模様が特徴的で、かつて女性から男性へプレゼントする風習があり、「いつ(五)の世(四)までも末永く・・・」という意味が込められています。
織物はもちろん、石垣島の代表的な商店街の「ユーグレナモール」の地面など、島のいたるところに模様があしらわれていたりと島民にとって身近で愛され続けている工芸品です。
石垣焼(イメージ)
2017年にはイギリスの大英博物館にも収蔵されるほどの技術・美しさが魅力の「石垣焼」。
沖縄で採れる鉱物を砕きガラスにのせることでエメラルドグリーンやコバルトブルーに自然発色させる「石垣ブルー」と、漆黒の陶器のなかに広がる伝統美術「油滴天目」の融合が素晴らしい焼物です。
石垣焼の湯呑に注ぐことで底にある石垣ブルーが反射し、まるで石垣島の海の景色が広がるような美しさがあります。日々の食卓に洗練されたブルーの彩りはいかがでしょうか。
真珠(イメージ)
石垣島の特産品として注目高いのが「真珠」です。
1970年に川平湾で世界初の養殖に成功した黒蝶真珠は希少価値が高く、石垣島に訪れた際には要チェックです。
黒蝶真珠ならではの多彩な色合いと神秘的な輝きに魅了されること間違いなし!
自然や文化、グルメなど石垣島の魅力は伝わったでしょうか。旅行の計画立てにぜひお役立てください!
※2023年4月24日時点での情報です。お出かけの際には、最新情報などをご確認ください。
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タビックスナビ編集部