人生で一度は行きたい旅 
海外旅行20選

ベトナム北部のトンキン湾にある世界遺産で、大小3,000の奇岩や島々が点在する絶景スポットです。ハロンとは「龍が降り立つ場所」を意味し、龍の親子が外敵を倒すために吐き出した宝玉が奇岩になったという伝説があります。クルーズ船での観光が定番で、日帰りはもちろん、1泊2日でハロン湾をたっぷり満喫できるプランも人気。特に夕焼けや満点の星空、朝日に照らされている岩奇群は息を呑む美しさです。

スリランカ中部にある歴史的な遺跡で、5世紀にカッサパ1世によって建造されました。高さ約200mの巨大な岩山「シギリヤロック」の上には、庭園や水路など宮殿跡が広がります。特に有名なのが、岩山の中腹に描かれた「シギリヤレディ」と呼ばれるフレスコ画。かつては500体以上の女性像が描かれていましたが、現在は18体のみが残っています。1982年にユネスコの世界遺産に登録され、その壮大な景観と歴史的価値から多くの観光客を魅了しています。

12世紀にヒンドゥー教の寺院として建設され、16世紀に仏教寺院として改修された「アンコールワット」。世界遺産にも登録されており、カンボジア観光の定番スポットです。中央祠堂を頂点としたピラミッド型の構造や精巧な彫刻、壁画などが特徴で、神秘的な雰囲気を感じることができます。また、朝日や夕日の時間帯には、遺跡群を背景にした絶景を目にすることができると人気を集めています。

トルコ中央部に位置する「カッパドキア」は、奇岩群などの独特な地形が印象的。まるで別世界のような美しい風景が広がる、トルコを代表する人気観光地です。「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」として世界複合遺産にも指定されています。そして、カッパドキアといえば気球ツアーが大人気。早朝に出発、日の出とともに空高く舞い上がり、奇岩群や渓谷を上空から眺めることができます。ほかにも、ギョレメ野外博物館や地下都市を観光したり、洞窟ホテルに泊まってみたりするのもオススメです。

古代エジプト文明の象徴「ギザの三大ピラミッド」。世界遺産に登録されているエジプトの定番観光スポットで、古代エジプトの高度な建築技術とファラオの絶大な権力を象徴しています。クフ王のピラミッドが最も大きく、約138mの高さを誇ります。2番目に大きいカフラー王のピラミッドは、隣接するスフィンクスと共に有名。特に人気の写真スポットです。メンカウラー王のピラミッドは最も小さいですが、精巧な建築技術が特徴です。

モロッコ北部の山間部に位置する青い街・シャウエン。多くの建物が青く塗られており、まるで異世界に迷い込んだかのような幻想的な景色が広がります。旧市街（メディナ）では、モロッコ料理のレストランやカフェも営業中。散策していると、壁にかかるカラフルな鉢植えなど、フォトジェニックな景観を楽しむことができます。また、伝統的な工芸品や絨毯などのお店もあり、お土産にもおすすめです。丘の上にある「スペイン・モスク」では街全体を一望でき、撮影スポットしても人気を集めています。

オーストラリア最大の都市・シドニーは、高層ビルなどの都会と自然が融合した美しい港町です。比較的暖かい気候で、一年を通して過ごしやすいのも特徴の一つ。シドニーのシンボル的存在で世界遺産の「オペラハウス」や「ハーバーブリッジ」などが特に有名で、高台に位置する「タロンガ動物園」ではコアラやカンガルーなどの動物に出会うことができます。歴史的建造物やショッピングを楽しんだり、少し足を延ばして世界遺産「ブルーマウンテンズ」や真っ青な海が美しい「ボンダイ・ビーチ」に行ってみたりするのもオススメです。

オーストラリア北東部に位置するケアンズ。年間の平均最高気温が約30℃と温暖なため、一年を通して過ごしやすいのが特徴です。東海岸約2,300kmにわたって広がる巨大なサンゴ礁群「グレート・バリア・リーフ」や、世界最古の熱帯雨林「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」など、大自然広がる観光スポットが沢山あります。ケアンズ～キュランダ間を結ぶ「キュランダ鉄道」では、緑あふれる熱帯雨林の風景を車窓から楽しむことができます。