厳島神社ツアー特集

厳島神社は、海の女神である宗像三女神(むなかたさんじょしん)をお祀りする神社です。宮島は「神の島」として崇められ、古くは「厳島」とも呼ばれてきました。この神聖な島に鎮座する厳島神社は、6世紀に創建されたと伝えられています。

幾度も再建を重ねてきた厳島神社は、その美しさと歴史的価値から「日本三景」のひとつとして広く知られています。また、1996年にはユネスコの世界文化遺産にも登録され、その魅力が世界中で認められました。

四季折々の美しい風景を楽しみながら、歴史と自然を堪能できる旅行地としておすすめです。

厳島神社へ行くおすすめ特集

添乗員付きツアー

飛行機, バス

【2泊3日|JR新幹線】神話のふるさと出雲大社・安芸の宮島・白亜の大天守姫路城 3日間

3つの世界遺産と大改修を終えた嚴島神社・大鳥居を訪れます。

出発地:宮城,福島,東京,新潟,山梨発

出発日:2025.01.15~2025.03.27

3日間/1人(※2024.12.16時点)

¥86,900~¥143,000

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JR新幹線, バス

【1泊2日|JR新幹線】 福の神・ご縁参り『出雲大社』・世界遺産『安芸の宮島』と『足立美術館』・山陰の名湯『玉造温泉』 2日間

広島駅まで往復新幹線移動!21年連続日本一の庭園『足立美術館』を訪れます!そして山陰の名湯「玉造温泉」にご宿泊。

出発地:熊本,鹿児島発

出発日:2025.01.10~2025.03.29

2日間/1人(※2024.12.16時点)

¥49,900~¥66,900

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季節を感じるツアー

準備中ですのでお待ちください。

厳島神社の基本情報

世界遺産登録名
:厳島神社
世界遺産分類
:世界文化遺産
アクセス
:広島電鉄「広電宮島口駅」~フェリー
世界遺産登録年
:1996年12月
住所
:広島県廿日市市宮島町1-1

「厳島神社」の見どころ

本社

厳島神社は広島県廿日市市の宮島にあり、海に浮かぶように建てられた美しい社殿が特徴です。 6世紀に創建され、平清盛によって平安時代末期に現在の姿に整えられました。 朱塗りの回廊と四季折々の風景が海と調和し、多くの訪問者を魅了しています。 社殿は本殿から海上の大鳥居まで一直線に並び、訪れるたびに新たな感動が得られる特別な場所です。 宗像三女神(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命)を祀り、航海や交通安全の神として信仰され、1996年には世界文化遺産に登録されました。

能舞台

厳島神社の能舞台は、海中に設けられた日本唯一の舞台です。永禄11年(1568)に毛利氏が観世太夫を招き、仮の能舞台を建てました。現在の舞台は延宝8年(1680)に広島藩主浅野綱長によって改修され、丹塗りは施されていません。切り妻造りで笛柱が独立しており、床下に甕はなく、三角形の根太で響きを工夫しています。

大鳥居

厳島神社のシンボルである大鳥居は、2022年12月に柱の塗装や補修が完了し、美しい姿に生まれ変わりました。この大鳥居は、柱を海中に埋めるのではなく、その重さで海上に立っています。倒れないように数か所に頭大の石が敷き詰められ、台風などの強風にも耐えられるよう設計されています。 岸や社殿からは、大鳥居の壮大な姿を眺めることができます。干潮時には歩いて近づくことができ、満潮時には舟でくぐることも可能です。四季折々の風景とともに、迫力ある大鳥居を間近で楽しむことができるのも、魅力の一つです。

五重塔

千畳閣の隣にある五重塔。 現在は厳島神社の境内の建物ですが、元々は大願寺の管理下にありました。 中の仏像は大願寺に移動したため、外観は赤いものの仏教施設ではないという点が他の施設とは異なり、非常に珍しいです。 この五重塔は、日本の建築様式の和様建築と中国の建築様式の唐様建築を取り入れて作られています。 内部には絵が描かれており、天井には龍と葡萄唐草模様が描かれています。 壁には迦陵頻伽(上半身が人で下半身が鳥の神話の生物)や鳳凰の絵が描かれ、美しい絵画を楽しむことができます。

「厳島神社」の周辺観光地

弥山

宮島の山脈は、厳島神社という文化遺産と弥山原始林を含む自然遺産と共に、複合遺産として登録されています。弥山には三つの登山コースがあり、それぞれ異なる魅力的なスポットを楽しむことができます。目的に合わせてコースを選ぶことで、素晴らしい景色や自然を満喫することができます。

豊国神社(千畳閣)

豊国神社は、豊臣秀吉が毎月一度千部経を読誦するため建立を命じた大経堂で、宮島内では最も大きな建物です。 その広さは857枚の畳に相当し、「千畳閣」とも呼ばれています。 建設が始まりましたが、秀吉の急死により未完成のままとなっています。 その壮大な規模と歴史背景から、多くの訪問者を魅了しています。

広島城

安土桃山時代から江戸時代の日本の城で、国の史跡に指定されています。 桜の名所でもあり、四季折々の風景が楽しめます。博物館としても利用され、広島の歴史を学べる絶好のスポットです。

平和記念公園

平和記念公園は、広島の平和と原爆の歴史を象徴する場所です。 園内には、原爆ドームや広島記念資料館など原爆関連の建物が数多くあります。 静かな環境で心に残るひとときを過ごせます。

「厳島神社」を学ぶ

厳島神社について

1400年以上の歴史がある海上社殿

厳島神社は、1400年以上の歴史を持つ海上社殿として知られています。その理由は、宮島全体が神聖な場所とされ、神域を避けるために海上に社殿が建てられたためです。朱塗りの社殿が海に浮かぶように見える景観は、自然と調和し、訪れる人々に平安時代の雅を感じさせます。この美しさと歴史を感じさせてくれる背景は、他の神社では体験ができない厳島神社の大きな魅力です。

干潮時と満潮時の二つの楽しみ方

満潮時と干潮時で異なる魅力を楽しむことができます。満潮時には、朱塗りの社殿が海に浮かぶように見え、幻想的な景観が広がります。特に夕暮れ時には、光の反射で鳥居が金色に輝く瞬間が美しく、訪れる人々の心を惹きつけます。一方、干潮時には、鳥居の根元まで歩いて行けるため、間近でその壮大さを感じることができます。また、海底の自然を観察することもでき、異なる視点から厳島神社の魅力を堪能できます。 宮島観光協会のサイトで潮見表を確認できるので、訪問の参考にしてみてください。

祭典・催し

舞楽

舞楽は、インド、中国、朝鮮半島を経て日本に伝わった雅楽と舞の一形態です。平清盛が大阪の四天王寺から楽所を移したことで、宮島で盛んに奉奏されるようになりました。特に「蘭凌王」や「納曽楽」などの演目は、華やかな衣装と優雅な舞で観客を魅了します。舞楽は、厳島神社の歴史と文化を感じさせる貴重な伝統芸能であり、その美しさと荘厳さは訪れる人々に深い感動を与えます。

管絃祭

厳島神社管絃祭は、厳島神社の神々をお慰めするために行われる、厳島神社最大の神事です。 平清盛が平安時代の都で行われていた「管絃の遊び」の形を大胆にアレンジし、宮島に持ち込んだことに由来します。「管絃の遊び」とは、貴族が池や河川に船を浮かべ、管楽器を奏でるとういうもので、華やかにい飾り付けされた大きな御座船が、管絃を奏しながら宮島の対岸の神社を行き来する様子は非常に優雅で美しく、まるで平安絵巻の一場面のようです。

鎮火祭

鎮火祭は毎年12月31日の大晦日に行われる「火難除け」の祭りです。 この祭りでは、火の恵に感謝し、火事が起こらないように祈ります。厳島神社祓殿で齋火を灯した祭壇が設けられ、齋主が祝詞を捧げた後、18時に松明に火を移します。その火は御笠浜に設けた斎場の大束の火に移されます。集まった人は、持ち寄った松明に御進火を点けた後は消化します。 昔は、火を点けたまま家に持ち帰り、元旦の煮炊きの火として使っていましたが、現在では松明を家に持ち帰り、神棚にお供えして1年間の火難除けの護符としています。

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