アジアとヨーロッパにまたがり、約78万㎢の国土をもつトルコ。その広さは日本の約2倍にもなります。日本との時差は6時間で、東京からは飛行機で約14時間です。
トルコでは国をあげて観光産業に取り組んでおり、世界中から観光客が訪れる観光大国です。アジアとヨーロッパの文化が交差し、21もの世界遺産を有す歴史遺産の宝庫でもあります(2023年12月時点)。
まだトルコについて詳しく知らない人も、イスタンブールと聞けばピンとくる人も多いのではないでしょうか。
トルコ最大の都市・イスタンブールは世界で唯一ヨーロッパとアジアにまたがり、歴史的・文化的に東西の文化が融合しています。この地には「ブルーモスク」や「アヤソフィア」「トプカプ宮殿」などがあり、数えきれないほど多くの見どころが満載です。グランドバザールではショッピングが楽しめます。約3万㎡の敷地内には4400軒ものお店が軒を連ねます。異国情緒あふれるトルコでのショッピングは見るだけでも楽しいです。
そしてトルコは世界有数の親日国のため、日本人がトルコに旅行に行くと、現地でとても親切にしてくれることも多いようです。
また、トルコ料理は「世界三大料理」にも数えられています。アジアとヨーロッパが交わる広大な国土で育まれる食材の豊富さから、種類豊富で奥が深いです。日本でも有名な「ケバブ」や伸びるアイス、通称サバサンド(正式名称はバルック・エキメッキ)などのグルメを、ぜひ本場で味わってください。
春のトルコは基本的に日本の春と同じ気候になります。春先はまだ少し肌寒さを感じるものの、5月になると暑い日も増えてきます。内陸部や東部地域では春先まで朝晩冷え込むので、防寒対策をしっかりと。沿岸部では春先は少し肌寒いですが、5月に入ると暖かくなりますので、温度調節をしやすい服装がおすすめです。エーゲ海沿岸は、基本的には薄手の長袖が適した気候です。5月以降になると気温が上昇し、半袖で過ごせる日も出てきます。訪れる地域別に確認しておくのも大切です。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降雨量 |
---|---|---|---|
3月 | 12℃ | 5℃ | 44.5mm |
4月 | 16℃ | 9℃ | 39.2mm |
5月 | 21℃ | 14℃ | 27.3mm |
夏は降水量が少なく晴れる日が多いため、各地域とも気温が上がり暑いです。ただし、黒海周辺を除いて湿度が低いため、日本とは違う乾燥した暑さになります。そのため保湿クリームと日焼け止めクリームを持っていくのがおすすめ。日焼けが気になる方はサングラスや帽子もあると便利です。また日中は半袖で過ごせますが、涼しくなる朝晩や冷房対策のために上に羽織れるものを持って行くとよいでしょう。特に、モスクを訪れる予定がある方は、肌を露出しないように注意が必要です。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降雨量 |
---|---|---|---|
6月 | 26℃ | 18℃ | 24.8mm |
7月 | 29℃ | 21℃ | 15.2mm |
8月 | 28℃ | 21℃ | 18mm |
秋は日本の気候とほぼ同じか、それよりも少し肌寒いです。気温は15℃前後。朝晩は冷え込むようになるので、防寒対策はしっかりとしましょう。また標高の高い地域へ行く場合、セーター類は必須になります。比較的降水量の多い季節なので、折り畳み傘などを準備しておくのがおすすめです。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降雨量 |
---|---|---|---|
9月 | 25℃ | 17℃ | 33.1mm |
10月 | 20℃ | 13℃ | 54.4mm |
11月 | 14℃ | 9℃ | 65.7mm |
冬は寒さが増し、雪が降ることもあります。気温はぐっと下がり10℃以下。イスタンブールに行く人もセーターやコートを準備しましょう。内陸部は氷点下になることもあるので、しっかりとした防寒対策が必要です。また降水量が1番多い季節なので、折り畳み傘などがあると役に立ちます。雨や雪に濡れても構わない、滑りにくい靴を履くなどの工夫をするのがおすすめです。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降雨量 |
---|---|---|---|
12月 | 11℃ | 6℃ | 72.3mm |
1月 | 9℃ | 4℃ | 57.5mm |
2月 | 9℃ | 4℃ | 49.2mm |
トルコ入国時、150日以上のパスポート残存期間が必要です。(日本国籍の場合)
日本国籍保有者で観光目的の場合、90日以内の滞在はビザ(査証)が不要です。ただし、180日間内で複数回トルコを訪問する場合など、合計90日間を超える滞在は不可となっています。
出発地
目的地
日付
人数
こだわり
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