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観光ガイド

ブルネイの特長

ブルネイは東南アジアのボルネオ島北部に位置しています。正式名称は「ブルネイ・ダルサラーム国」で面積は約5765㎢と小さい国です。首都バンダルスリブガワンまでの所要時間は約5時間、日本との時差は-1時間。

天然資源（天然ガスや石油）に恵まれており、国民の所得水準が高いため政情は安定しています。
ブルネイの国土の約7割は未開発の自然で覆われており、ウル・テンブロン国立公園など手つかずの自然を楽しむことができる観光地も必見です。

世界にたった二つしかない7つ星ホテルのひとつ「エンパイア・ブルネイ」には、敷地内にたくさんのプールやシアター・ゴルフコース・サウナ施設などがあり、ホテル内だけでも楽しむことができます。

ブルネイ料理は近隣のマレーシアやインドネシアに似ており、マレー料理や、中華料理、またインド料理など様々な国の影響を受けていることが特徴です。またイスラム教国のため、豚肉やアルコール類は禁じられています。牛肉を使ったブルネイの代表料理「ルンダン」は、アメリカのニュースチャンネルCNNが発表する「世界一おいしい料理」で第一位に選ばれたことがあります。

オールドモスク（スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク）

バンダルスリブガワン市内

ブルネイを象徴する観光スポットの一つ。1958年に第28代スルターンの命により建造され、世界中から集められた建材やインテリアが使用されています。モスクは礼拝がおこなわれる場所であるため、服装には注意が必要です。（女性はノースリーブや短パンはNGなど）昼と夜で建物の雰囲気が異なり、特に夜はライトアップされ幻想的な雰囲気を楽しむこともできます。参拝できるのは礼拝の時間以外となります。時間が限られているので注意しましょう。

ニューモスク（ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク）

バンダルスリブガワン市内

オールドモスクと並びブルネイの２大モスクとして知られています。ハサナル・ボルキア国王の即位25周年に合わせて作られ1994年に完成しました。純金ドームや王様専用の入場門などがあり豪華な造りとなっています。29代スルタンにちなんで29個の純金ドームがあしらわれています。女性用と男性用２つのモスクがあり、男性用のみ通常見学が可能です。（女性用は女性観光客のみ）

ウル・テンブロン国立公園

バンダルスリブガワンよりボートや車乗り継ぎ

ブルネイの至宝であり貴重な緑地で、5万ヘクタールにも及ぶ大自然がテンブロン地区の南方に広がっています。世界で最も多様な生態系が生息している自然公園の一つ。太古の昔から手付かずの熱帯雨林にて大自然と触れ合うことができ、平地林からジャングルに生息する生物まで多種多様な生き物の住処となっています。熱帯雨林の原生林を鳥の視点から見渡すことができる高さ43ｍのキャノピーウォークは、ウル・テンブロン国立公園の中でも一番人気のアトラクションです。

カンポン・アイール（水上集落）

ウォーターフロント周辺より水上タクシーで約5分

ブルネイ川に浮かぶカンポン・アイールは世界最大級の水上集落。集落には病院や学校などの公共施設からスーパーマーケット、モスクなど生活に必要な施設が揃っています。また電気や水道も通っているため、地上と変わりなく人々が生活をしています。ブルネイ中心部に位置しており、ウォーターフロント周辺より水上タクシーに乗ってアクセスが可能です。

ブルネイの季節とイベント

3月～5月ごろの気候と服装(ブルネイ)

１年を通じて常夏の気候、平均気温は26~27℃です。季節は乾季と雨季に分かれ、2月～9月頃は乾季、なかでも3月は降水量が最も少ない月となります。服装は日本の真夏の服装でも良いですが、イスラム教国のため公共の場では露出度の高い服は避けましょう。また建物内は冷房が強い場所も多いため長袖の羽織るものがあると便利です。