春旅行で訪れたい場所と言えば、やっぱり桜の名所は欠かせませんよね!日本全国には数多くの桜の名所がありますが、今回は桜×お城のコラボレーションが美しい絶景スポットをご紹介していきます!
歴史ある日本のお城と春色に彩られた桜が魅せる幻想的な風景は、一度は見てみたい春の風物詩です。青空の下に悠然と佇む名城、その周りには美しく咲き誇る桜の木々。これらのコラボレーションは春の季節にしか見ることのできない絶景です。各地では桜祭りや夜桜ライトアップなどのイベントも開催されるので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
目次
■ 【桜×お城】一度は行ってみたい!おすすめの名所18選
└1. 弘前公園(弘前城)【青森県】
└2. 鶴ヶ城公園【福島県】
└3. 小田原城址公園【神奈川県】
└4. 高田城址公園【新潟県】
└5. 松本城【長野県】
└6. 名古屋城【愛知県】
└7. 上野公園(伊賀上野城)【三重県】
└8. 彦根城【滋賀県】
└9. 元離宮二条城【京都府】
└10. 大阪城公園【大阪府】
└11. 姫路城【兵庫県】
└12. 郡山城跡【奈良県】
└13. 津山城(鶴山公園)【岡山県】
└14. 松江城山公園【島根県】
└15. 松山城(城山公園)【愛媛県】
└16. 丸亀城【香川県】
└17. 舞鶴公園【福岡県】
└18. 熊本城【熊本県】
■ まとめ
日本三大夜桜の一つとして知られる「弘前公園」。樹齢100年を超えるソメイヨシノをはじめ、約50種・約2,600本もの桜が楽しめます。ソメイヨシノより遅咲きの八重桜も多く、比較的長い期間花見を楽しむことができるのも特徴です。お濠を埋め尽くす桜の花びらはまさに圧巻!毎年開催されている“弘前さくらまつり”では、観光舟や夜桜ライトアップなどの特別な催しが楽しめます。
弘前城天守は現存する日本最北端の天守閣で、国の重要文化財に指定されています。現在、石垣の補修工事のために移動されていますが、2026年には工事を終え元の場所に戻されるため、“桜”と“弘前城天守”、そして“津軽富士・岩木山”を一緒に楽しめるのは2025年で最後となります…。この機会をぜひお見逃しなく!
福島県のシンボル・鶴ヶ城がそびえる「鶴ヶ城公園」。ソメイヨシノを中心に約1,000本もの桜が咲き乱れ、日本さくら名所100選にも選ばれている県内有数の桜名所です。鶴ヶ城は別名“会津若松城”とも呼ばれ、日本で唯一の赤瓦の天守閣を持つ珍しいお城。毎年桜の開花に合わせて“鶴ヶ城さくらまつり”が開催され、様々なイベントが実施されます。夜間にはライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむこともでき、夜空に浮かび上がる優艶な桜と鶴ヶ城の織りなす景色は必見です。
難攻不落のお城として名高い小田原城と桜の美しいコラボレーションを見ることができる「小田原城址公園」。日本さくら名所100選にも選ばれ、周辺には約300本もの桜が咲き誇ります。
例年、桜の時期にはライトアップイベントが開催され、幻想的な光に照らされた桜がお濠の水面に映りこむ春景色は息をのむほどの美しさです。朱色の橋と満開の桜越しに天守閣を望む絶景のフォトスポットもありますので、ぜひゆっくり散策してみてください。
青森の弘前公園と並び、日本三大夜桜の一つに数えられる「高田城址公園」。お城周辺には約4,000本もの桜が植えられており、春には圧巻の景色が広がります。そのあまりの美しさから、新潟景勝百選にも選ばれています。
2025年で100回目の節目を迎える“高田城址公園観桜会”では、次の100年に向け『次世代につなぐ』をメインテーマにさまざまな催しが企画されています!期間中ライトアップされる三重櫓と桜が幻想的に輝き、ぼんぼりの優しい灯りに照らされてノスタルジックな雰囲気を演出します。
現存する天守の中で日本最古の国宝「松本城」。アルプスの山々と青い空とお城のコントラストがひときわ美しい名城ですが、春の景色もまた格別です。ソメイヨシノを中心に、八重桜やしだれ桜、彼岸桜の4種・約300本もの桜が咲き乱れます。松本城の桜は種類ごとに順に開花するため、約1ヶ月にわたって桜を楽しめるのが特徴です。毎年、桜の見ごろには“夜桜会”が開催され、松本城と本丸庭園内の桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。同時期には“光の回廊”と題して外堀沿いの桜並木もライトアップされるので、夜の散策もおすすめです♪
名古屋市のシンボル的存在である「名古屋城」。周辺にはソメイヨシノやしだれ桜を中心に約10種・900本もの桜が咲き誇ります。毎年、桜の見ごろに合わせて“名古屋城春祭り”が開催され、期間中は恒例の夜桜ライトアップや多彩なイベントで賑わいを見せます。
広大な敷地内各所に桜が植えられていて、ゆっくり散策しながらお花見が楽しめるのも魅力。堂々とそびえる名城を優しいピンク色で包み込むその光景は必見!どこから見ても感動するほどの美しさです。
歴史情緒溢れる史跡で、市民の憩いの場としても多くの人から親しまれている「上野公園」。四季折々の美しい景観がお城の魅力を引き立て、春になると周辺に咲く約600本もの桜が天守閣を囲むかのように優雅に咲き乱れます。城郭をのんびり散策しながら望む天守と石垣と桜のコラボレーションは圧巻で、歴史を感じながら桜を愛でる贅沢な時間を過ごせます。
井伊の赤備えで知られ、琵琶湖のほとりに悠然と佇む「彦根城」。天守は国宝に指定されています。城を囲むように約1,100本の桜が花開き、例年多くの観光客や地元民で賑わいます。
桜の時期になると毎年恒例の“彦根城 桜まつり”が開催され、お濠沿いの桜がライトアップされ幽玄な雰囲気に包まれます。美しく咲き乱れる桜と石垣のリフレクションは見事で、彦根城中堀の西側から望む天守とボリューム満点の桜の共演も欠かせない絶好のフォトスポットです。
京都を代表する桜の名所、世界遺産「元離宮二条城」では、約50種・約300本の見ごろが異なる桜が植えられていて、例年3月中旬頃から順次咲き始め、約1ヶ月ほどお花見が楽しめます。
見ごろの時期には“二条城 桜まつり”が開催され、夜桜ライトアップも実施されます。美しい夜桜と一緒にプロジェクションマッピングが楽しめるのも二条城の見どころの一つです。歴史ある日本の建造物に映し出された幻想的なアートと、満開の桜が織りなすイマーシブな空間はまさに異世界!目の前に現れる壮大な映像ショーは一目見てみたいですね。
大阪観光の定番であり、シンボル的な存在でもある大阪城を有する特別史跡「大阪城公園」。駅からもほど近く、都会のオアシスです。園内には約3,000本もの桜が咲き乱れ、関西屈指の桜の名所としても呼び声高い人気スポットです。
中でも、西の丸庭園内には大阪府の“桜の標本木”が設置されており、この桜を基準として大阪府の桜の開花宣言がなされます。“観桜ナイター”ではライトアップイベントも行われ、大阪城を背景に美しく照らされた桜と一緒に春の絶景を堪能できます。
世界文化遺産に登録されている「姫路城」はその真っ白なフォルムがひときわ目を惹き、青々とした空によく映えます。日本さくら名所100選にも選ばれている姫路城では、一帯をピンク色に染めてくれる約1,000本の桜を楽しむことができます。例年、見ごろに合わせて“姫路城夜桜会”が開催され、普段は立ち入ることのできない西の丸庭園内に咲く約100本の夜桜ライトアップが見どころ。昼間とはガラリと印象が変わる姫路城と桜の共演をお楽しみください。
名高い武将ゆかりの地、「郡山城跡」は戦国時代から江戸時代にかけて、歴史の舞台となった名城の一つ。日本のさくら100選にも選出されており、ソメイヨシノを中心にしだれ桜、八重桜など約800本の桜が城跡を包み込みます。石垣の上に咲き誇る桜は、歴史と自然の見事なコラボレーション!武士たちが駆け抜けたかもしれない城道を歩きながら、美しく華やぐ淡い桜色に彩られた景色を楽しむことができます。
桜のシーズンには“大和郡山お城まつり”が開催され、ライトアップされた桜が昼間とは打って変わって妖艶な美しさを放ちます。湖面に映し出された夜桜と石垣のシルエットは、まるで時が止まったかのような幻想的な光景に。城の歴史を感じながら贅沢な時間を過ごせます。
日本さくら名所100選や日本100名城に共に選出されている津山市のシンボル「津山城」。その城跡に広がる鶴山公園では、春になると約1,000本もの桜が咲き誇り、全国屈指の桜の名所として知られています。
歴史と自然が織りなす幻想的な春の装いが、連日多くの観光客を魅了し続けています。城の高台から見下ろす景色は圧巻で、満開の桜に包まれた城下町を一望できますよ!
全国に現存する12の天守のうちの一つである国宝・松江城を有する「松江城山公園」は春の訪れと共に、まるで絵巻物かのような美しい光景に包まれます。
日本さくら名所100選の一つでもあり、春になると黒漆塗りの重厚な姿が青空に映え、その周りを約200本の桜が華やかに彩ります。毎年開催される“国宝松江城・お城まつり”では、松江武者行列をはじめ多くのイベントや夜桜ライトアップも開催され、期間中多くの人が訪れます。
標高132mの勝山山頂にそびえる「松山城」は、日本三大平山城の一つであり、江戸時代の趣を色濃く残す名城です。その堂々たる天守と、淡い桜色が織りなす春風景はまるで歴史絵巻の一場面のよう。現存12天守の一つで、歴史ある城を彩る約200本の桜が春になると一斉に咲き誇り、城全体を包み込むように優美な風景を作り出します。
また、ふもとに広がる城山公園もお花見スポットとして人気。広々とした公園内には、約500本の桜が咲き誇り、桜のシーズンには“松山春まつり”が開催され、屋台グルメや様々なパフォーマンスなどで賑わいます。
香川県丸亀市にそびえる「丸亀城」は、標高約66mの亀山に築かれた平山城で、日本一の高さを誇る壮麗な石垣を持つ名城です。現存12天守の一つに数えられ、日本100名城にも選ばれています。春になると、約650本もの桜が咲き誇り、城の風格ある姿と見事に調和します。最大の魅力はなんといっても 石垣と桜のコントラスト!
桜の見ごろに合わせて実施される“桜祭り”では、ぼんぼりの設置や夜桜ライトアップ、露店グルメなどを堪能できます。風に揺らされるぼんぼりの優しい灯りに包まれるお城と桜を眺めれば、まるで時間が止まったかのような気分を味わえます。
福岡市の中心部に位置する「舞鶴公園」は、福岡城跡(本丸跡を中心)に広がる市民の憩いの場。福岡でのお花見の定番スポットです。石垣や縄張りが当時のままの姿で残っていて、国指定の史跡であり日本100名城の一つにも選ばれています。春になると園内の約1,000本の桜が咲き誇り、城跡ならではの城の石垣と桜が見事に調和し、時をさかのぼったかのような日本の原風景が広がります。お濠沿いの桜並木が水面に映りこみ、見事なリフレクションも楽しめますよ!
熊本随一の桜の名所「熊本城」。日本三大名城として知られ、連日多くの観光客が訪れます。春になると様々な角度から楽しめる熊本のシンボルと、周辺に咲き誇る約500本の桜の競演が見ごろを迎えます。二の丸公園での花見は熊本の春の風物詩!熊本城特有の“武者返し”は見事で、その上に佇む黒漆喰の天守と桜のコントラストは絶景です。
また、熊本城へと続く行幸坂の桜並木は圧巻で、足を踏み入れるだけで春の訪れを全身に感じることができる人気のお花見スポットです。
春の訪れとともに美しく咲き誇る桜。その背景には凛とした佇まいの歴史ある日本の名城たち。この2つが織りなす格別な春景色はまるで時を超えた絵巻物のように私たちの心を魅了し続けます。
春風に舞う花びらが城全体を美しく彩り、淡いピンク色の桜が優しく包み込んでくれるかのような、日本ならではの美しい情景が目の前に広がります。雑踏から離れ、のんびりと散策しながら春の陽気に当てられる贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
※2025年3月時点の情報です。お出かけの際には最新の情報をご確認ください。
タビックスナビ編集部